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 略歴 

1949年東京に生まれ、東京藝術大学の附属高校で作曲を専攻して卒業後に渡米。18歳の時より8年間、ボストンのニューイングランド音楽院とニューヨークのジュリアード音楽院にて学びBachelor of Music, Artist’s Diploma, Master of Musicを得る。作曲を池内友次郎、矢代秋雄、野田暉行、マルコム・ペイトン(Malcolm Peyton)、アレキサンダー・ゴーア(Alexander Goehr)に、ピアノを山本美奈子、田村宏、林秀光、レイ・レブ(Ray Lev)、堀江孝子、梅谷進、ラッセル・シャーマン(Russell Sherman)、セオドア・レトヴィン(Theodore Lettvin)、サッシャ・ゴルトニツキー(Sascha Gorodnitzki)に師事した。
ボストン留学中の1972年に東京文化会館にてブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏してピアニストとしてのデビューを大成功させ、以後NHK交響楽団、讀賣日本交響楽団、東京都交響楽団など多数のオーケストラとピアノ協奏曲を共演。定期演奏会にピアノ協奏曲のソリストとして招聘された楽団はヘルシンキ放送交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、群馬交響楽団、九州交響楽団、札幌交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、新星日本交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、神奈川フィルハーモニー交響楽団などがあり、世界各国にて幅広いピアニストとしての演奏活動を展開。演奏したピアノ協奏曲のレパートリーはベートーヴェン全5曲、チャイコフスキー、グリーグ、ラフマニノフ第2番、ラヴェルの二曲、弾き振りによるサンサーンス第5番と多くのモーツァルトなどを含め40曲におよぶ。共演した指揮者はドミトリー・キタエンコ、岩城宏之、小林研一郎、井上道義、尾高忠明、オッコ・カム、エルヴィン・ルカーチ、朝比奈隆、ズデネク・コシュラー、セルジュ・コミッショーナ、秋山和慶、若杉弘、広上淳一、山田一雄、高関健、矢崎彦太郎などがいる。
独奏では新曲の世界初演などを含む多くのリサイタル活動を展開。世界的著名演奏家との室内楽における共演も多岐にわたる。
1992年に東京のサントリーホールにて日本フィルハーモニー交響楽団を指揮して指揮者としてのデビュー公演を飾り、東京都交響楽団、京都市交響楽団、群馬交響楽団など我が国の代表的なオーケストラを指揮。2007年秋には自らが音楽監督を務めた岡山県の第7回津山国際総合音楽祭にてデリック・クック版のマーラーの交響曲第10番を指揮して大成功に導いた。
音楽学部長を歴任したくらしき作陽大学の教授職を2015年3月末に定年退職し、現在同大学名誉教授。桐朋学園大学非常勤講師。チャイコフスキー国際オンラインピアノコンクール審査員。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校同窓会名誉顧問などを務めている。
2019年3月には東京の紀尾井ホールにてオーケストラ・アンサンブル金沢を相手にベートーヴェンピアノ協奏曲第1番と「皇帝」のピアノからの弾き振りによる演奏会を行い破格の大成功を収め、現在そのライブCDが絶賛発売中。2021年7月に弾いた松村禎三ピアノ協奏曲第1番の演奏会が第21回佐治敬三賞を受賞した。



学  歴 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校(1967年卒
New England Conservatory of Music(Boston, USA)(1973年卒)
Juilliard School (New York, USA)(1975年卒)

学  位 Bachelor of Music (1971, New England Conservatory of Music)
Artist's Diploma (1973, New England Conservatory of Music)
Master of Music (1975, Juilliard School)

主な職歴 桐朋学園非常勤講師(1979年より現在に至る)
愛知県立藝術大学非常勤講師(1989年~1992年)
神戸室内合奏団常任指揮者(1988年~1991年)
くらしき作陽大学専任教授(1996年4月~2015年3月)

所属学会 日本演奏連盟
日本シベリウス協会
日本指揮者協会

社会活動 同窓会会長:東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校
名誉会長:北欧音楽祭すわ(長野県下諏訪町自主事業)